南シナ海問題で中国とベトナムが主張して激しく対立。
西沙諸島をめぐりベトナムで反中国感情が激化して
中国人のカンボジア脱出、死者まで出す騒ぎとなっている。
中国が軍事力や経済力を背景に南シナ海で実効支配を強めている
理由は一体何なのだろうか。
ここで、南シナ海問題について改めて整理しておくと
同海域は豊富な天然資源が眠るとされる場所で
領有権を主張している国はなんと6カ国
中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ
では何故、中国はゴリ押しとも言える行動を取るのだろうか。
背景は色いろある。
中国経済の成長力の鈍化
都市部と農村部の所得格差
チベットやウイグルに見られる、少数民族問題
中国共産党の汚職による腐敗
根強い人気のある毛沢東に倣うという考えや
世界をアメリカと2分して2大国時代を目指すという
虚構にも思える世界戦略。
東南アジアで最大の軍事力を背景に
好き放題する中国を軍事力では止めることが
できないのが現実であろう。
仮に、今、抱えている諸問題が紛糾するとしたら
かってのソビエト連邦のように
中国内が分裂して独立する国が出てくるかもしれない。
中国歴代王朝が進めてきた覇権主義ではなく
漢民族だけの国家・国土が望ましいのではないだろうか。
画像:以下より引用させていただきました。
http://ameblo.jp/djdjgira/entry-11523144745.html
http://www.asahi.com/topics/word/
http://d.hatena.ne.jp/tsunoda/20140510/p1
コメント 0